1999-06-04 第145回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
一時、九五年、九六年にかけては一人当たり百グラムの配給と言われておりましたけれども、百グラムと申しますとお茶わんの三分の二で終わりということで、国連の飢餓防止最低量が四百五十八グラムですから、その四分の一ということ。カロリーも百グラムで三百五十キロカロリーということで、人間は少なくとも二千六百キロカロリーが必要だというわけですけれども、全く及ばない。
一時、九五年、九六年にかけては一人当たり百グラムの配給と言われておりましたけれども、百グラムと申しますとお茶わんの三分の二で終わりということで、国連の飢餓防止最低量が四百五十八グラムですから、その四分の一ということ。カロリーも百グラムで三百五十キロカロリーということで、人間は少なくとも二千六百キロカロリーが必要だというわけですけれども、全く及ばない。
○大内公述人 第一の点は、その飢餓防止運動と直接どういう関係があるかということを、私すぐお答えするだけの用意はございませんが、ただ、今の程度の日本のデモンストレーション・ファームが行なわれましても、私は、すぐに日本式の稲作というものがインドに大いに普及いたしまして、インドの技術水準が比較的短い期間に高まるというほど楽観的には考えておりません。
一つは、最近、国連の農業食糧政策委員会ですかを中心にして、世界の飢餓防止運動を大規模に展開しようとする動きがかなり活発になっていると思うのであります。これとこのセンターとの関係。 いま一つは、このセンターが将来インドの農家にどう大きく影響を及ぼすかは、日本の農業にとってもきわめて重大な関係が起こってくるのではないか。
また第三には、今国連を中心にして世界的な運動になろうとしておりまする飢餓防止運動、こういったような、日本がいかにそういうものの影響からのがれようとしてものがれることのできない客観的な、新しい世界の情勢が巻き起こってきておる。ことに、日本は貿易の自由化あるいは為替の自由化といったような国際経済社会の自由な競争に打ち勝たなければならぬという羽目にあるわけであります。